商品価値のないものに名前をつける

【30代の日常】

あぁ、なるほど。

またまたラジオを聞き入った。

今日聞き入った内容を話していたのは

セブンスリー | SEVEN THREE.
SEVEN THREE.は、三重県伊勢志摩産あこや真珠のみを使用したジュエリーブランド。真珠の魅力をより広く届けるために、既成概念にとらわれず、ありのままの「真珠の個性」を主役としたジュエリーを展開しています。

尾崎ななみさん。金魚真珠の話。

Just a moment...

この【真珠=綺麗な丸】とは違うこの真珠。

もともとは商品価値のないものだったらしい。

確かに私の中でも【真珠=綺麗な丸】のイメージしかない。そもそも、真珠はみんな丸いもんだと思っていた。

でもよく考えりゃそうだよな、自然界のものなんだから歪なものもあるよな、なーんて思いながら聞いていた。

【真珠=綺麗な丸】って思っているのって世界中そこら辺の人が思っている概念で、丸じゃないものがよくスーパーで売られているような『不揃い野菜』ならぬ【不揃い真珠】なんて言っても商品価値が出るとは思えない。

この金魚真珠は、そんな不揃い真珠を尾崎さんが命名して金魚真珠というきちんとした名前をつけ、商品価値のあるものにした真珠。(わたしの拙い文章では表しきれない祖父と孫ストーリーもこの命名のときにあったはず・・・)

このラジオをききもちろん金魚真珠を検索し、物をみた一番の感想「めっちゃ金魚!!!」

想像しているよりも金魚だった(笑)

尾崎さんが「可愛くないですか!?」ってラジオで言っていて、私がその場にいたら「めっちゃ可愛いです!めっちゃ金魚!」っていうと思う。

これは売れるわ。でも、現実は【真珠=綺麗な丸】から外れてしまった不揃い真珠であったわけで、尾崎さんのおかげでこのかわいい真珠が世に出てきた。

あぁこうやって商品が生まれることがあるんだと、なんかこうすごく腑に落ちたというか、新しい何かを気づかせてもらった気がした。

わたしは商売をやっているわけでも何でもないけど、物の見方をかえていくのは大事だと気付いた。

かわいい、金魚真珠。

 

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