【女子硬式野球】全国に6校しかなかった時代を生きた私の高校球児ライフ

【備忘録】

少し昔の話でもしましょう。

私は、元・高校球児でした。今では全国に50校近くあるといわれている【女子硬式野球部】です。

あの頃は数チームしかなかった

私が現役の頃はそれこそマイナー中のマイナーで、全国には数校。片手で数えられるくらいの高校数しかありませんでした。大学チーム数もクラブチーム数も合わせて十数チーム。

周りに「硬式野球やってます。」というと、100%の確率で「ソフトボールじゃなくて?」と言われるし(今の方々も言われるのかな?)「男子と同じ規格です」というとそれも驚かれます。やはり女子=ソフトボールのイメージがあり、ソフトボールは野球よりダイヤモンドがコンパクトなのでそう思うのでしょう。

「ボール痛くないの?」とも聞かれます。痛いです。息止まるし痣なんてしょっちゅうできます。

あの頃の高校3年間 もう一つの甲子園

私の現役時代の高校チーム数は6校です。(内1校は連合チーム)

6校しかなかったので全国大会に予選なんてもちろんありません。集まって即全国大会です。大会の時期は甲子園とだいたい同じです。自分たちが試合に向かうバスの中でラジオから甲子園の実況が流れていた記憶があります。青春ですな~~!

現役時代は3年間、この6校で戦い抜きました。春の大会・夏の大会と大会は男子の甲子園と同じようにあるので、同学年とは3年間で6回顔を合わせます。もはや顔見知りです。顔見知りなので、作戦も念入りに立てます。新入生とかは情報がないので、作戦を立てるのは難しいですが、先輩・同学年の情報はあるので試合前は必ず作戦をたてて試合に臨んでいました。あーでもない、こーでもない、これでいこうなどチーム内で話しているあの時はずごく楽しかったですね。バッテリー陣・内野陣・外野陣でそれぞれ連携確認して、内外野間でも確認、バッテリー陣から全体への確認、正直私は野球でこんなに頭を使ったのはこの時が初めてでした。今思い出してもほんとに楽しかった。

実は・・・

さっき、同学年とは3年間で6回顔を合わせると書きましたが、実は同地区の高校とはもっと合わせてます。

練習試合はもちろん、関東圏のリーグ戦が年2回、日本全国のチームが集まる全日本大会が年1回、ここでも顔を合わせているので、顔見知り通り越して知合いです。

話は戻って・・・我々の全国大会も兵庫県でやっていた

実は男子が甲子園で大会をしていたころ、我々も兵庫県で全国大会をしていました。

白井貴子さんの「元気にな~れ!」がテーマソングです。懐かしい。

今もそうなんですかね。さすがに違うのかな。

↓ここで大会をしていました。

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高校を卒業して

高校卒業後は大学の女子野球部に行く人、クラブチームに行く人、辞める人、それぞれ分かれていきます。

私はクラブチームを選択して、平日は大学生をやり土日にクラブチームで野球をやる生活をしていました。

このころもチーム数は少なかったかな。クラブチームは昔からあるチームや先輩が立ち上げたクラブチームなどがあるので、活動地域やチーム特色等で入るところを決めます。高校で顔見知りだった選手の方と同じチームになったりするわけなので、新鮮でワクワクします。

また、高校では野球やってなかったけど今始めたいという選手がいたり、中学でやる環境がないから高校入学前までクラブチームでやりたいという中学生選手がいたりと年代も様々なので、そこの面白みもあります。

色々書いていたら高校の顧問の事を思い出した

あの頃は自分たちは野球がやりたくて休みなんていらなくて、(たまに休みがあれば嬉しかったが。(笑))休みがあっても仲間とずっとバッティングセンターとかで野球をしていた。

大人になった今、部活に大会に一緒に付き合っていてくれた顧問とその家族に感謝をしないといけないとわかった。

自分が今社会人になり残業や休日出勤にヒーヒー言っているが顧問・監督はそれをずっとやってくれていた。子どもにとってのお父さんを野球(部活)にとられているわけでもありそりゃこどもが野球嫌いになるわ。

今になってわかる。部活と言えど、あれだけ付き合ってくれて感謝しかない。

野球をやらせてくれた親にももちろん、周りに感謝ってそういうことも含まれていることが今になってわかる。

まとめ

今、チーム数は全国的に私の現役時代とは比べ物にならないくらいの数があります。

凄いです。

普及するために走っていた大人たちをみてきました。その方々のおかげで今があるんだとつくづく思います。

女子硬式野球の決勝戦が甲子園・東京ドームで行われるなんてあの時誰が想像できたのか、まさかイチローと試合が出来るなんて誰が思ったか。

ほんと凄い。

今、現役で頑張っている小学生、中学生、今は女子硬式野球部のある高校数が全国に増えてきているから、諦めないで是非続けて野球を思いっきりやってほしい!

以上!!

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